2007年12月25日火曜日

激闘の果てに!

12月23日日曜日。午後1時50分。東予総合公園グラウンド。
ドラゴンF.C(O-40)の愛媛県シニアリーグ 初優勝が決定!

リーグ最終節。VS大洲F.C。
先週までの結果で、ドラゴンは勝利のみが初優勝への条件。対する大洲は引き分け以上が優勝の条件。
大洲の方が断然有利な条件の下、12時50分試合開始。
ドラゴン先発は GK:谷本、DF:福枡、今川、田増、山本(勝)、MF:大藤、仙波、団上、兵頭、FW:帆高、佐々木。不振の島津・松田の2topに変えて初めてのコンビ。subは松田、宮家、中村、山本(照)、島津、上田、農中。
試合序盤は、どちらも形を作れず、一進一退の状態。大方の予想に反して、大洲は足の速いFWを入れて打開を計るも、通常のスタイルではないためか、パス回しも少ない。対するドラゴンはいつも通り、極地戦に持ち込む。場面場面で1対1の状況を作り出し、次第にペースを握る。
大洲のセンターバックのポジショニング、判断が良く、ドラゴンの攻撃を跳ね返す。ドラゴンも、時折攻め込まれるものの、福枡を中心に決定機を作らせない。
こう着状態が続いたまま、0-0で前半は終了。殆どイーブンな試合。

後半に向けて。。
1、勝つために点を取る。
2、ドラゴンの右のスペースを有効に使って攻める。
3、持ち過ぎに注意する。
4、ゴール前での不要な反則に注意。

後半開始からout:仙波、in:宮家。

序盤は押されるものの、徐々に大藤を中心に攻め上がる。特に指摘していた右側のスペースを団上、帆高で崩しにかかる。

そして、13分。左側から中央へ大藤がドリブル。FWが二人左に流れマークを引き付ける。
大藤はそのまま右へ抜け、ペナルティーエリア内45°ぐらいからシュート!!

ゴール左すみにゴールイン!
待望の先取点!!
湧き上がるイレブンとベンチ!特に仙波&島津は熱い抱擁!!!

14分out:団上、in:仙波
15分out:佐々木、in:島津

一気呵成にドラゴンが攻め込む。大洲は苦し紛れのクリアが多くなる。
大洲、DFの人間をFWに上げ、パワープレー!ヘディングのクリアを右サイド山本(勝)が前線の帆高へ。
帆高はDFと1対1を抜きセンターリング。島津の足元にボールが入ってしまい、DF2人から囲まれるも
奇跡的にフリーになる。ドリブルで進んだ瞬間、DFがたまらずバックチャージ!
「ピー」という主審の笛とともにPK。
このPKを兵頭がまさかの失敗をする。

20分out:宮家、in:団上

残り5分、大洲の怒涛の攻撃を受けるものの、谷本を中心に守りきり、
逆転、無敗での初優勝を達成!

初めて経験する、異様な状況の中、うちらしいサッカーだったと思います。
決して流れるようなパス、シュートではないけれど、粘りの、あきらめないサッカーが最終戦で
披露できたかな!
県リーグに参戦して3年目。昨年は同勝点ながら、得失点差で2位。今年は実力でもぎ取った優勝でした。
昨年のリーグ戦と合わせて、21試合でわずか1敗!17勝3分1敗。
負けない事が以下の大事か!今年の失点は3点。初戦の西条中央に1点、コリンコスに2点。
本当にDF陣の頑張りには感謝します。
それと反対に、今年のFW陣は不発。松田、島津合わせて2得点。来年、連覇、四国→全国へ行くには
決めるところで得点することが必要。課題を持って新しいスタートに備えましょう。

しかしながら、時には非情の采配を行った上田監督。厳しい言葉で叱咤した仙波さん。
怪我が完治していないのに強行出場した、団上さん、兵頭、宮家、山本(勝)。DFながらチーム最多得点のルーキー今川。さすがの技術は田増。GKもこなしながら、得点を上げた中村さん。
そして、鉄壁のDF福枡さん、谷本、山本(照)。不動のエース!大藤。シーズン途中の怪我、病気で出場できなかった、岡田さん、大澤さん。高知から毎回出場の島津。やっぱり高さは必要な、松田さん。運営で大変だった赤瀬さん。
その他にも、全員でチームを支え、躍動した1年でした。

本当に良いチームになったと思います。
何といっても、自分達は 愛媛県チャンピオンですから!

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